内装工事

管理会社・オーナー様向け|内装工事ガイド

管理会社・オーナー様向け|内装工事ガイド
専任担当者が工事全体の進行管理

外壁や屋上防水といった建物の躯体保全だけでは、今の時代、物件の真の資産価値は守り切れません。入居者が最も重視するのは共用部の清潔感や専有部の住み心地です。

大規模修繕のタイミングで共用部・専有部の内装を同時に最適化することで、入居率の向上、賃料アップ、空室期間の短縮、さらには管理業務の効率化まで実現できます。建物を長持ちさせるだけでなく、収益性と競争力を同時に高める、これからの賢い修繕計画をご提案いたします。

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目次

内装工事の基本

内装工事の基本

標準的な流れは、①事前調査・診断→②計画・設計→③住民説明・合意→④準備工事(養生・撤去)→⑤本体工事(設備→下地→天井→壁→床→建具)→⑥検査・是正→⑦引渡し→⑧アフターケア

工事規模にもよりますが、全体で3ヶ月〜1年程度を要します。入居者様の生活に配慮しながら、段階的に品質管理を行い、計画的に進めることが重要です。

主な工事の種類と特徴

工事の種類と特徴

エントランスホールの壁材や照明

壁材交換と照明更新でエントランスを明るく美しく

共用廊下の床材変更

共用廊下の床材変更

共用廊下の床材を耐久性の高い素材へ変更

EVの内装やホール

EVの内装やホール

エレベーター内装とホールを全面的にリニューアル

老朽化した給排水設備の更新、共用トイレのバリアフリー化、照明のLED化

老朽化した給排水設備の更新、共用トイレのバリアフリー化、照明のLED化

共用トイレの老朽化した給排水設備を全面更新

※下地と既存設備の状態によって仕上がりや費用が大きく変わるため、事前確認と素材選びが重要です。

内装工事項目一覧

区分工事項目内容・目的
共用部 廊下・階段室 長尺シート/タイルカーペット更新、防滑/防音、腰壁新設、手摺更新、照明LED化・人感センサー
共用部 エントランス 床タイル貼替、天井意匠、間接照明、サイン・集合ポスト更新、オートロック改修
共用部 EVホール 壁面化粧パネル、床材更新、天井ライン照明、鏡・サイン計画、点字案内
専有部(空室) 内装一式 クロス/床材/建具交換、キッチン・水回りリフレッシュ、原状回復+差別化提案
付帯 集会室・管理室 内装更新、空調・照明の省エネ化、収納・什器整備、配線整理

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仕様選定のポイント

耐久・清掃性重視の床材(長尺シート/タイルカーペットは歩行量で使い分け)
メンテ性の高い腰壁(衝撃・汚れに強い化粧パネル)
色温度・演色性を意識した照明計画(エントランスはやや暖色、廊下は中性~昼白色)
案内サインはユニバーサルデザイン基準を意識

工事中の注意点(入居者配慮)

騒音・振動への配慮

内装工事では解体やドリル作業などによる騒音・振動が発生します。 入居者の生活時間帯を考慮し、作業時間を平日日中に限定するほか、事前に工程表を掲示・配布して理解を得ることが重要です。特に高齢者や在宅勤務者が多い場合は、丁寧な周知がトラブル防止につながります。

臭気・粉塵対策

塗装・接着剤・クロス貼り替えなどでは臭気や粉塵が発生します。 養生や換気の徹底、低臭材料・水性塗料の採用、HEPAフィルター付き集塵機の使用など、環境負荷を最小限に抑える工夫が求められます。廊下や共用部に臭気が流出しないよう、作業エリアをビニールシートで区画することも有効です。

共用部の安全確保と清掃

工事資材や工具の搬入・搬出時には、通路やエレベーターの養生、作業後の清掃を徹底する必要があります。 特に入居者が日常的に利用する通路や階段では、動線を確保し、危険箇所に注意表示を設置するなど、安全対策を行うことが大切です。

入居者とのコミュニケーション

工事による一時的な不便を軽減するためには、こまめな情報共有が不可欠です。 掲示板・ポスティング・LINEオープンチャットなどを活用し、工事内容・日時・進捗・緊急連絡先を明示することで、信頼感と安心感を与えられます。クレームが発生した際は迅速に対応し、誠実な説明を心がけることが重要です。

管理会社・オーナー様の視点

① 工程と入居者対応の両立

内装工事は、共用部の工事と並行して進むことが多く、工程管理と入居者対応のバランスが重要です。
管理会社・オーナー様は、施工会社と協議のうえで作業時間帯・騒音日程・立入制限区域を明確化し、入居者へ早めに通知することが求められます。特に入居中の室内作業では、事前説明とスケジュール共有の徹底がトラブル防止の鍵となります。

② 品質管理と施工チェック体制の強化

仕上がり品質は、建物の資産価値に直結します。
管理会社・オーナー様は、施工前・中間・完了時のチェックリストを整備し、仕上げ精度・材料使用状況・清掃状態などを定期的に確認することが大切です。第三者による検査や写真記録の導入も、品質の可視化と信頼性向上に効果的です。

③ コストコントロールと追加工事対応

内装工事では、現場解体後に追加費用が発生するケースも少なくありません。
管理会社・オーナー様は、見積段階で想定外工事の発生リスクを把握し、上限予算の設定と都度承認ルールを明確化しておくことが重要です。
また、仕様変更・材料調達の遅れによるコスト影響を定期的に把握する体制づくりも求められます。

④ クレーム・近隣対応の管理責任

工事中は入居者だけでなく、近隣住民への配慮も不可欠です。
騒音・粉塵・臭気などに対して苦情が発生した場合、一次対応を施工会社に任せきりにせず、管理会社やオーナー側でも原因・対応状況を把握しておく必要があります。
迅速な対応と誠実な説明が、建物ブランド価値の維持と入居者満足度向上につながります。

まとめ

大規模修繕工事は、建物の外観や防水性能を保つだけでなく、居住空間の快適性と資産価値を高める重要な機会です。内装工事はその中でも、入居者の生活に直結するため、品質・安全・コミュニケーションの3つが特に求められます。

管理会社・オーナー様にとっては、工程管理と入居者配慮の両立、コストと品質のバランス、そしてクレーム対応体制の明確化が重要なポイントとなります。一方、施工会社には、騒音・粉塵・臭気対策や安全確保など、現場マナーと環境配慮を徹底した施工が求められます。

工事期間中は、入居者への丁寧な説明と情報共有を怠らず、**「安心して暮らしながら工事を進められる環境づくり」**を意識することが成功の鍵です。 こうした積み重ねが、入居者満足度を高め、建物全体の価値を長期的に維持する結果につながります。

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